どうしてかというと、債務整理を行ったと記録した信用情報機関があるからで、他のローン契約も記録が残っているうちは全部ご利用できません。最低5年が信用情報の保存期間なので、もう一度、カードローンなどの契約を行うためには、一定の年月が経つのを待つしかないのです。
無事にカードの審査が通ったら、利用する上で気を付ける事について説明されるはずです。
今回の利用が初めての場合は、ちょっと長く説明されることも多いですが、ちゃんと聞かないと後で困ることになります。
説明の時間が必要なため、審査に30分しか掛からない業者であっても、お金を借りられるまでには約一時間は必要だと思ってください。
キャッシングを利用してお金を借りて、お金を返すのが滞るとどんな事態になるかと言えば、もともと高い金利がある上に、滞納したことによる損害金を請求されたり、最悪のケースでは、ブラックリストに名前が載ってしまいます。
そうなりそうな時は前もって金融会社に相談することです。急な融資が必要になった時、親族や知人からお金を借りたいと思う人もいるでしょう。ですが、普通は借金のわけを詳しく聞かれてしまうでしょう。
何も聞かず、快く融資してくれる人も知り合いだという方もいるでしょう。
ですが、そのような奇跡的なことは、ほとんど起きないでしょう。
他にも、借金という弱みを握られて今までの関係が一転してしまうかもしれません。
これまで築いてきた人間関係と、ご自分の金銭問題を分けて考えたい人には、きちんとした業者からキャッシングで融資を受けた方がメリットがあるのではないでしょうか。
通常の金融機関なら、カードローンの利用者に対し、絶対に審査を行います。
これらの審査は、申込者の希望通りの契約となっても返済に際しトラブルが起こらないかどうかを見極めます。その人の職、勤め先と勤続年数、年収や家族構成等の属性面と、その他のローン契約の利用による信用情報によってトータルでみて検討を行い、問題がないと認められると、審査を突破できます。カードローンやキャッシングの利便性は、金銭的にも時間的にも差し迫った状態のときに、一層、有効性を増すのではないでしょうか。
私がいまの仕事に就く前のことですが、当時片思いだった先輩も参加するスキー旅行の幹事を仰せつかったのですが、会費を払う余裕がなくて。その週のランチ代すら出せずに家からカップ麺持参してましたから。若い頃の苦労(貧乏)はよい経験になると言いますが、程があります。急きょキャッシングを決定。
駅近くの無人契約機で契約し、お金を用意し、ホッとしたのを覚えています。
都合よく使えるカードローンも、利用の仕方でリスクを伴います。
一回返済が遅れただけで、他のローンを契約したくても出来ない可能性が高くなります。特に家を購入するなどかなり高価なローンを検討しているときに、過去に一度でも返済日を過ぎてしまったら、審査が通らないこともありますので、その後の自分の為にも返済遅延を起こさないように、心がけて利用しましょう。
なぜ、キャッシングの利用者が増えているのでしょうか。
それは最も手軽ということが挙げられます。
銀行ローンでは必須の保証人も担保もいらず、申し込んだその日にお金を借りられることも多いです。幾つかの借入返済方法から、使いやすい方法を選べるのも嬉しいです。とはいえ、デメリットもあります。利便性が高すぎる故に、安易に借り入れた結果、返済金が用意できなくなった人も多いです。借金しているという意識は忘れないようにして下さい。
キャッシングの利用歴は信用機関にその情報が残ってしまい、他社でのキャッシングやローンの審査が厳しくなるというのは知られた話ですが、キャッシング以外にも信用機関に事故歴があると登録されることがあります。
具体的に言うと、利用しているクレジットカードや携帯電話料金の返済が間に合わず、滞納してしまった場合などです。こうした事故歴は全て信用情報機関に残され、消えるまで最低でも5年はかかります。
ですので、かなり昔の滞納のせいで、キャッシングで厳しい審査をうけるという事例も多いです。
今後のことを考えて、返済は絶対に期限を厳守するようにしてください。